はじめに:准看護師の給料は「上がらない」って、本当?
「准看護師は給料が頭打ちになりやすいって聞くけど、本当かな…」
そんな風に、将来のキャリアや収入に不安を感じていませんか?
確かに、准看護師の平均年収は約418万円。役職に就く機会も少ないため、大幅な昇給は難しいと言われることがあります。
でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。 僕は、准看護師として働いていた7年間で、年収を460万円まで上げることができました。
特別な才能があったわけではありません。
この記事では、僕が収入を上げていくために、**日々の仕事で意識してきた『3つのこと』**について、具体的にお話しします。
スタート地点:准看護師1年目のリアルな年収(約370万円)
無事に准看護学校を卒業し、准看護師として働き始めた1年目。 年収は、看護助手時代から100万円以上アップし、約370万円になりました。
「資格を持つ」ということの価値と責任を、初めて肌で感じた瞬間でした。 しかし同時に、「次のステップである正看護師になるためには、学費の貯金が必要だ。もっとお給料を増やしていきたい」という、新たな目標が芽生えた時期でもありました。
年収90万円アップを実現した、僕が意識した3つのこと
ここからは、僕が7年間で年収を90万円アップさせるために、具体的に意識し続けた3つのポイントをご紹介します。
1. できないからこそ、誰よりも「信頼」を大切にする
精神科から整形外科へ転職した当初、僕にできる看護技術は採血くらいでした。周りのスタッフに迷惑をかけることは分かっていたからこそ、技術以外の部分で貢献しようと、以下のことを徹底しました。
- 挨拶は自分から、いつも笑顔で
- ナースコールは誰よりも早く出る
- 教えてもらったら、相手が年下でも必ず「ありがとうございます」と伝える
- 失敗したら、素直に「すみませんでした」と謝る
そしてもちろん、自宅に帰ってからは必死に勉強し、一つずつ技術を習得していきました。 この「当たり前」を積み重ねることが、周りからの信頼に繋がり、結果として自分自身の評価を高めてくれたと感じています。
2. 給与交渉はしない。自分の価値が正しく評価される「環境」へ移動する
精神科での仕事は大好きでしたが、「看護技術を磨きたい」「貯金を増やしたい」という目標のため、僕は転職を決断しました。
一つの職場で「給料を上げてください」と交渉するのは、とても勇気がいることですし、成功するとは限りません。 それよりも、**「今の自分を正しく評価してくれる、新しい環境を探す」**方が、結果的に年収を上げる一番の近道だと感じました。
その際に活用したのが、転職サイトです。 担当のエージェントは、僕のわがままな希望を丁寧にヒアリングし、たくさんの求人を探してくれました。それだけでなく、面接で聞かれそうな質問の共有や、履歴書の添削まで、手厚くサポートしてくれたのです。
3. 常に「次の自分」をイメージし、学びを止めない
僕が精神科から整形外科への転職を決意した根底には、「もっと技術を身につけたい」という想いがありました。
現状に満足せず、**「今の自分に足りないものは何か」「次はどんな自分になりたいか」**を常に考え、新しい挑戦を続ける。 その学び続ける姿勢が、結果として自分自身の市場価値を高め、収入アップという形で返ってきたのだと実感しています。
7年後のリアル:准看護師7年目の年収(約460万円)
これらのことを意識し続けた結果、僕の年収は460万円までアップしました。 1年目から90万円の収入アップを、准看護師のままで達成できたのです。
そして、この7年間の経験と安定した収入が、次の夢である**「通信制看護学校への入学」**という扉を開いてくれました。 今では無事に正看護師となり、年収500万円を超える未来が見えています。
まとめ:あなたの未来は、今日のあなたがつくる
特別な裏ワザを使ったわけではありません。 日々の仕事を大切にし、時には環境を変える勇気を持ち、学び続ける。 この着実な積み重ねが、僕の未来を明るくしてくれました。
もし、あなたが「今の自分を変えたい」という気持ちを少しでも持っているなら、その気持ちを行動に移してみることを、心からおすすめします。
転職は、未来を大きく変えるきっかけになります。僕が特にお世話になったのは、以下のサイトです。 無料で相談できるので、「まずは話を聞いてみる」だけでも、新しい発見があるはずです。
レバウェル看護(旧:看護のお仕事)
- 担当者の丁寧で親身なサポートに定評あり。初めての転職でも安心。
他にもたくさんの転職サイトがあります。自分に合うエージェントを見つけるためにも、複数のサイトに登録して比較検討するのがおすすめです。
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