【完全版】高卒フリーターから無職になった自分が、准看護師から正看護師になるまでにした全ステップ

このブログに訪れてくれたあなたは、もしかしたら、

「准看護師になりたいけど、何から始めればいいんだろう…?」

「働きながら学校に通うなんて、自分にできるかな…?」

「将来が不安で、何か資格を取って人生を変えたい…」

こんな風に、期待と不安の中で迷っているのかもしれません。

大丈夫です。かつての僕も、あなたと全く同じでした。

高卒で就職に失敗し、フリーターから無職へ。これからどう生きていこうか…何も無いと自分を呪っていた僕が、どうやって正看護師になったのか。

このページでは、僕が歩んできた道のりを**「4つのステップ」**に分けて、具体的にお話しします。 あなたのこれから歩む道の、明るい道しるべになれたら嬉しいです。

プロローグ:音楽の夢が崩れ、無職になった僕が医療の道を選んだ理由

高校時代、僕の夢は楽器の修理をするリペアマンでした。でも、就職活動はうまくいかず、気づけばフリーターに。そして仕事先でのパワハラが原因で退職し、ついに無職になってしまいました。

「これから、どうやって生きていこう…」

そんな絶望の最中にあったとき、東日本大震災が発生します。テレビに映る悲惨な状況と、懸命に働く医療従事者の姿。「何か自分にもできることはないか…!」という強い想いに駆られ、「看護助手が不足している」というニュースを目にしたとき、「これだ!」と決意しました。

これが、僕の人生が大きく動き出した瞬間でした。

正看護師になるための完全ロードマップ

ここからは、僕が実際に歩んだ道のりを4つのステップでご紹介します。各ステップで「僕が何をしたのか」「どんな壁があったのか」、そして「あなたが今すべきこと」をまとめました。

STEP
看護の第一歩:看護助手から「准看護師」へ

まずは看護助手として病院で働き始めました。そこで先輩から「准看護師を目指してみないか?」と声をかけてもらったのです。

経済的な不安がありましたが、病院の奨学金制度を活用することで、働きながら准看護学校に通うことができました。

STEP
経験を積む:准看護師として7年間働く

格取得後、まずはお礼奉公も兼ねて准看護師として経験を積むことを選びました。計7年間。この期間で、看護の面白さ、やりがい、そして同時に「准看護師としてのキャリアの限界」も感じるようになりました。

この「実務経験」が、のちの進路選択で大きな意味を持つことになります。

STEP
キャリアアップ:自分に合ったルートで「正看護師」へ

准看護師として経験を積んだ後、いよいよ正看護師を目指します。ここには、大きく分けて3つのルートがあります。あなたのライフスタイルや目標に合わせて、最適な道を選びましょう。

准看護師から正看護師になるための3つの過程

全日制課程(2年):最短で資格取得を目指す

定時制課程(3年):日中働きながら学校に通う

通信制課程(2年):自分のペースで学習を進める(実習中も働ける)

1. 全日制課程(2年)

最短で正看護師を目指せるルートです。一度仕事から離れ、学業に集中したい方に向いています。クラスメイトとの繋がりも深まり、実習や勉強に専念できるのが大きなメリットです。

2. 定時制課程(3年)

昼間または夜間に授業が行われる3年制の課程です。日中の仕事を続けながら、対面授業でしっかり学びたい方におすすめ。学業と仕事の両立は大変ですが、経済的な負担を抑えながら通えるのが魅力です。

3. 通信制課程(2年)

働きながら自分のペースで学習を進められるルートです。ただし、入学するには原則として7年以上の実務経験が必要になります。(※令和8年度から5年に短縮します)

コンソメ

僕は7年間の実務経験があったので、この通信制を選びました。仕事と両立しながら自分のペースで学べるのが最大の魅力でしたね。その分、強い自己管理能力が求められました!

どのルートを選ぶかで、あなたの生活は大きく変わります。

それぞれのメリット・デメリットをしっかり比較検討することが大切です。

STEP
夢の実現:そして、情報発信する「今」

無事に看護師国家試験に合格し、正看護師として新たなスタートを切りました。

そして、かつての僕のように情報不足で困っている人の力になりたい、という想いからこのブログを立ち上げています。

准看護学生時代、経済的に苦しかった僕に、ある先輩がこう言ってくれました。

「お礼は私じゃなくて、周りに困ってる人がいたら今度は君が助けてあげてほしい」

マツコ・デラックスさんの「人生の変わり目には、絶対に光っている手がある」という言葉にも背中を押されました。

このブログが、過去の僕を救ってくれた「光る手」のように、あなたの道を照らす存在になれたら。

これ以上に嬉しいことはありません。

最後に:あなたの挑戦を、全力で応援します

看護学生の生活も、看護師の仕事も決して楽なことばかりではありません。それでも、あなたが一歩踏み出そうとしているその道を、僕は心から尊敬し、応援しています。

さあ、まずはあなたが今いると感じるステップの記事から、読んでみてください。 あなたの「知りたい!」が、きっと見つかるはずです。