准看護学校のカリキュラムは、大きく分けて以下の4つの分野で構成されています。
- 基礎分野
- 国語、英語、看護技術、コミュニケーションなど、看護の基盤となる知識を学ぶ。
- 学校によっては音楽の授業がある場合も。
- 専門基礎分野
- 人体のしくみとはたらき(解剖生理学など)を学ぶ。
- 専門分野
- 成人看護、老年看護、母子看護、精神看護など、より専門的な知識を習得。
- 臨地実習
- 学んだ知識や技術を活かし、患者さんの看護を実践。
また、学校によってはオリエンテーション研修や修学旅行もあります。

僕の学校ではディズニーランドやUSJに行きました!
テストについて
各科目のテストがあり、成績が基準を満たさないと留年になることも。 学校によっては、過去問と似た問題が出題されるため、先輩から過去問をもらうことが重要です。
休みについて
- 夏休み:1ヶ月程度
- 冬休み:2週間程度
ただし、休みの間も職場で働く学生が多く、勉強と仕事の両立が必要になります。
1年生の流れ
- 座学中心:基礎的な看護技術や学科試験をこなす。
- 技術チェック:シーツ交換やおむつ交換などの看護技術を学び、実習テストに合格しないと実習に進めない。
- 病院実習開始(1年の終わり頃):
- 実習記録の作成に追われ、睡眠不足になりがち。
- 実習指導者への報告がうまくできないこともあり、精神的に大変。
- 2週間の実習期間中は、土日しか仕事ができず、収入面でも苦しくなることがある。
2年生の流れ
1年生の実習で苦労した後、2年生ではさらに多くの実習が課されます。
- 実習漬けの日々
- 実習のメンバーとの協力が必要で、精神的に追い詰められることも。
- 実習中でも授業のテストがあり、勉強時間の確保が重要。
- 土日は仕事をする必要があり、金銭面での工面も大変。
- 事例研究(ケーススタディ)
- 実習で学んだことをテーマにして発表。
- 実習指導者が見に来ることもあるため、準備が重要。
- 准看護師試験の勉強と受験
- 2年間の学びの総仕上げとして試験対策に取り組む。
まとめ
准看護学校は、学科の授業だけでなく、実習やテスト、仕事との両立などで多忙な2年間を過ごします。特に実習は精神的・体力的に大変ですが、看護技術をしっかり身につける貴重な経験になります。
これから准看護学校に進学を考えている方は、勉強と仕事のバランスをしっかり考えておくことが大切です。
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