准看護師と正看護師どっちがオススメ?メリット・デメリットを伝えながら解説

准看護師と正看護師の違いってどんなところにあるの?

実際に准看護師からキャリアップしてみて変化を感じるところはどこ?

というお話をメリット・デメリットを伝えながら解説します。

准看護師と正看護師の違いや、どんな人に向いているのかを詳しく解説します。

目次

准看護師と正看護師の違い

違いを表にまとめてみました!

項目准看護師正看護師
免許発行者都道府県知事厚生労働大臣
国家資格×(国家資格ではない)〇(国家資格)
業務の範囲医師・歯科医師・看護師の指示のもとで業務を行う自ら考え、主体的に看護を実践できる
学校の修業年限2年3年(専門学校)・4年(大学)
進学のしやすさ中卒から目指せる高卒以上が基本
給与水準低め高め
求人の多さ少なめ多め
コンソメ

特に違うポイントは、免許とお給料に違いがあるというのが大きなポイントだと思います


准看護師のメリット・デメリット

【メリット】

  • 中卒から目指せる
    准看護学校は中学卒業後すぐに入学できるため、早くから医療の道に進みたい人に向いています。どんな方にも門扉は開かれてるところがいいですね。
  • 働きながら学校に通える
    特に社会人から目指される人にとっては大きなメリットだと思います。自分もこの働きながら学べるということができなければ准看護師になれなかったと思います。半日制の学校もあり、仕事と両立しやすいです。
  • 2年で学校を卒業できる
    正看護師よりも短期間で資格取得が可能です。
  • 学費が正看護学校より安め
    経済的な負担が少なく済みます。(今は専門実践教育給付金が活用できる准看護学校もあります)。
  • 資格試験の合格率が高い
    難易度が比較的低めなので、合格しやすいです。平均96%以上のようです。しかも都道府県知事の免許なので1年で2回受けることも(自分は東京と福島で2回受けました)
  • 地域に密着してる病院やクリニックに需要がある

【デメリット】

  • 正看護師と比較して求人が少ない
    一部の病院や施設では准看護師の募集が少なくなっています。
  • 正看護師と比較してお給料が低い
    資格の違いにより、基本給が低めに設定されていることが多いです。正看護師と比較して15%程度低い設定が多いと思います。(正看護師の年収500万なら准看護師なら425万円くらいが相場です)
  • 正看護師と仕事量はあまり変わらない
    実際の業務内容はほとんど変わらず、責任も重いことがあります。

正看護師のメリット・デメリット

【メリット】

  • 求人の幅が多い
    病院、クリニック、訪問看護、福祉施設など、多くの職場で需要があります。
  • 准看護師と比較してお給料がいい
    給与面での待遇が良く、キャリアアップの道も広がります。

【デメリット】

  • 働きながら学校に通うのが難しい
    昼間の授業が中心のため、仕事との両立が難しいことがあります。
  • 准看護学校と比較して授業料が高め
    3〜4年間の学費が必要になり、経済的負担が大きくなります。

准看護師をオススメできる人

以下のような人には准看護師が向いています。

  • できるだけ早く医療の現場で働きたい人
  • 学費を抑えつつ資格を取りたい人
  • 仕事と両立しながら資格を取得したい人
  • 最終的には正看護師を目指すが、まずは准看護師からステップアップしたい人

正看護師をオススメできる人

以下のような人には正看護師が向いています。

  • 安定した職場と給与を求める人
  • 将来的にキャリアアップを考えている人(認定看護師や専門看護師など)
  • 病院や訪問看護など、幅広い職場で働きたい人
  • より主体的に看護を実践したい人

まとめ

准看護師はお金がない方、中卒だけど看護のお仕事をしたいという方に向いていると思います。正看護師は高卒以上、お金を工面できる方に向いてます。

ただ、可能であれば最初から正看護師を目指せる看護学校に行くのがおすすめです。

自分のライフスタイルや将来のキャリアプランに合わせて、どちらを選ぶかを決めるのが大切です。最終的に正看護師を目指すなら、准看護師からスタートするのも一つの方法です。

自分に合った道を選び、看護の世界で活躍していきましょう!

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