今回は、准看護師の皆さんやこれから医療の道を目指す人にとって気になるテーマ「准看護師って廃止されるの?」という疑問について、掘り下げてみます。ちょっとした背景や現状をお届けするので、コーヒーでも飲みながら読んでくださいね。
准看護師のあれこれ
そもそも何で廃止の話が出てくるの?
准看護師制度が廃止されるかも?なんて話、昔から噂されていますよね。
その噂の出所は日本看護協会です。「医療ってどんどん高度になってるし、しっかり教育を受けた人じゃないと対応が難しいよね」というのが言い分です。
確かに現代の医療現場は昔とは比べ物にならないくらい複雑で専門的になってます。
准看護師の教育は2年制で、正看護師の3〜4年に比べると短め。このギャップが「一本化すべき!」って声につながってるんです。
そこに反対意見もあって、特に日本医師会や地域の医療を支える側からは「准看護師がいないと困る!」って声が大きい。地方の病院やクリニックだと、看護師だけじゃ人手が足りない現実や、が初期医療の現場、老健などすごく活躍してるんです。
そしてココだけの話、准看護師のほうが雇い主からしたら看護師よりお給料を安く出せる分人件費を浮かせられるというメリットが大きくあります。(准看護師は看護師より年収が15%程度低いです)
現状はどうなってる?
じゃあ今どうなってるかっていうと、実は准看護師の養成所がどんどん減ってるんです。
データ見てみると、2000年には529校あったのが、2020年には214校、2022年には182校までダウン。しかも神奈川県ではもう養成所なんとありません。
入学者数もガクッと減ってて、2000年の約25,000人から2020年には約7,000人に。こう見ると、「廃止」と明言されてなくても、自然にフェードアウトしてる感はありますよね。
実際に求人の数も准看護師は看護師と比べてもかなり少なくなってきています。求人は准看護師も募集していても、看護師を優先したりすることも。将来は働き口が減っていき、就職や転職が難しくなる可能性が高いです。
ただし仮に養成がストップしても今働いてる准看護師が急に「はい、おしまい!」ってなるわけではなさそうです。
厚生労働省は看護師への移行をサポートする動きを進めてて、例えば2年間の通信課程とか奨学金制度とか、キャリアアップの道がちゃんと用意されています。
結局、廃止されるの?されないの?
結論から言うと、すぐに「廃止確定!」とは言えない状況。議論は続いてるけど、すぐ明日から准看護師がいなくなるなんてことはないです。
ただ流れとしては、看護師への一本化がジワジワ進んでる感じは否めない。養成所の減少とか、医療現場のニーズの変化や求人の数を見ると「このまま縮小していくのかな?」って雰囲気はありますね。
これからどうする?
准看護師として働いてる人や、これから目指そうとしてる人にとっては、「じゃあどうすればいいの?」ってなりますよね。
もし将来を見据えるなら、看護師へのステップアップを考えるのがいいと思います。
通信制であれば働きながら看護師の資格が取れるし、金銭的にも専門実践教育訓練給付金(授業料が最大70%程度返還される)奨学金もあるから意外と現実的な選択肢なんです。
逆に、「准看護師として地域で頑張りたい!」って人も、まだまだ活躍の場はあるから焦らなくて大丈夫。
最新情報が気になるなら、厚生労働省や日本看護協会のサイトをたまに覗いてみるといいですよ。動向がハッキリしたら、またブログで更新するかも!
おわりに
准看護師の廃止問題についてみなさんはどう思いますか?コメントで意見聞かせてくれたら嬉しいです。
それじゃ、また次回のブログでお会いしましょう!
参考記事
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