通信制の看護学生にとって、放送大学の単位は卒業や実習の条件として必要になることもあります。
仕事や家事と両立しながらの勉強は大変ですが、ちょっとした工夫で効率よく学べます。今回は、放送大学でスムーズに単位を取るための勉強法をご紹介します!
1. 学習計画を立てよう
放送大学は自由に学べる分、自分で計画を立てないと「気づいたら試験直前…!」なんてことも。まずは無理のない学習計画を立てることが大切です。
看護学校によって異なりますが、放送大学で取得が必要な科目は合計23科目程度。早ければ1年生の前期までに取得が必要なこともあるので、スケジュールを逆算して考えましょう。
✅ 通信指導提出日を確認!
通信指導は、単位認定試験を受けるために必要な課題提出です。これを提出しないと試験は受けられません。
現在はWeb提出が可能なので、ネットから簡単に提出できます。紙で郵送するよりも手軽でおすすめ!
✅ 1週間の学習スケジュールを決める
仕事や家庭のスケジュールに合わせて、**「週に何回・どれくらい時間が取れるか」**を考え、無理のない計画を立てましょう。
✅ 1年生の実習で必要な科目はなるべく早めに取ろう
早ければ1年生の9月くらいから実習が始まります。そのため1年生の前期の間までに単位を取得していないと実習にいけなくなる科目があります。まずはその科目を中心にやり始めるのがいいと思います。

実習前に必要な科目については行こうと考えてる学校に確認してみてね!
2. 放送大学の授業を効果的に活用しよう
放送大学の学習は、以下の3つが基本です。
- 放送授業(動画)
- 印刷教材(テキスト)
- 通信指導(課題)
それぞれの特徴をうまく活用しましょう!
✅ 放送授業(動画)
- スマホやタブレットで視聴可能。通勤やスキマ時間に活用できる!
- 倍速再生を使うと時短学習が可能。
- ノートにメモを取りながら視聴すると復習に役立ちます。



自分は倍速再生をよく使ってました!
✅ 印刷教材(テキスト)
- 動画と合わせて読むと、理解がグッと深まります。
- 試験に出そうな箇所はマーカーでチェック!
- 要点を自分の言葉でまとめると、記憶にも定着しやすくなります。



ちなみに「とりあえず試験に通る」だけなら、動画視聴はせずテキストのみで十分可能です。試験問題もテキストに準じていることが多いです。
✅ 試験対策には過去問&自習型問題!
- 放送大学のサイトには数年分の過去問が掲載されています。まずは1年分解いてみるのがおすすめ!
- 通信指導の最後にある「自習型問題」も重要。試験と同じような出題形式なので、必ず解いておきましょう。
3. 単位認定試験に向けた勉強法
放送大学の試験は、科目によって持ち込み可・不可があります。まずは自分が受ける科目のルールを確認しておきましょう。
※通信制の看護学校で必要な科目は、持ち込み可能なものが多めです。
また単位認定試験はネットで受けられるものもあるので、試験期間内であれば自宅で自分の好きな時間に受けることが可能です。試験期間内でも最終日など混んでネットが繋がりづらいこともあるので、早めに終わらせておくことがポイントです。
✅ 試験勉強のコツ
- 試験範囲を整理し、重要ポイントをまとめておく。
- 教科書やノートを繰り返し見直し、暗記が必要な部分を重点的に学習。
- 模擬試験として過去問を活用し、本番の流れに慣れておく。
「これだけやれば大丈夫!」と思えるまで復習できると安心です。
4. 忙しい人向けの勉強テクニック
仕事や家庭が忙しくても、工夫次第で勉強時間は作れます!
✅ スキマ時間を活用
- 通勤時間:スマホで動画を視聴 or 音声だけ流して学習(イヤホンが便利)
- 仕事の昼休み:テキストを読んで過去問を解く



僕は職場の休憩時間中に問題を1問でもいいから解いてました!
✅ 毎週の進捗をチェック
- 「今週の目標に届いたか?」を週ごとに確認しましょう。
- 遅れていたら、どこで巻き返すか考える習慣をつけるのがコツです。
✅ 完璧を求めすぎない
- 100点を目指すより、合格ラインを意識!
- 「まずは提出する」「最低限の内容でも試験に出る」など、柔軟な考え方も大切です。
特に通信指導は、提出すればOKな部分が大きいです。試験は得点勝負なので、そちらに力を注ぎましょう。



なお、一気に23科目を取ろうとするのはかなり大変なので、前期12科目・後期11科目など、分けて計画するのが現実的です。
まとめ|放送大学の勉強は計画的に進めよう!
放送大学は自分のペースで学べる分、自己管理がカギになります。
✔ 学習計画をしっかり立てる
✔ 動画+テキスト+過去問をフル活用
✔ 通信指導は余裕をもって提出
✔ 試験対策は早めにスタート
✔ スキマ時間を使ってコツコツ積み上げる
忙しい人こそ「工夫して学ぶ」ことが大切です。自分なりの学習スタイルを見つけて、無理なく単位を取りましょう!
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