通信制の看護学校を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。働きながら学ぶことが多いため、負担を減らしつつスムーズに卒業できる学校を選びましょう。
1. 家から学校が近いか
通信制とはいえ、対面授業(スクーリング)が必須です。そのため、通いやすい場所にあるかを確認しましょう。なかには新幹線や高速バスで通っている方、前泊してきている方などいらっしゃいました。長距離の移動が必要だと、時間や交通費の負担が大きくなります。
2. 留年率や退学率が高い学校は避ける
卒業までたどり着けるかどうかは、学校のサポート体制にも関係します。留年率や退学率が高い学校は、学習のサポートが不十分な可能性があるため注意が必要です。学校の公式サイトや口コミで情報を調べるのがおすすめです。

僕が通っていた学校では1〜2割程度の学生が留年や退学されていました。
3. 紙上事例はPCで作成可能か
通信制の看護学校では、中間課題や紙上事例(レポート)を作成する機会が多いです。学校によっては手書きを求めるところもあるため、PCでの作成が可能か確認しましょう。PCで作成できれば、効率的に作業を進めることができます。
私が通っていた学校は中間課題は手書き、紙上事例は最初は手書きのみでしたが、途中からPCで作成の許可がおりました。
4. 国家試験の合格率が高い学校を選ぶ
通信制の学校では自己学習が多くなるため、国家試験の合格率が高い学校を選ぶことが大切です。合格率90%以上の学校であれば、試験対策のサポートがしっかりしている可能性が高いです。
5. 試験は自宅(オンライン)か対面か
学校によっては、単位認定試験を自宅(オンライン)で受けられる場合があります。
私の場合は単位認定試験は自宅で受けました。試験のURLが送られて、そこ書いてある問題を解いて時間内に解答するという方法でやっていましたよ。
6. 実習先は家から近いところを選んでくれるのか
実習は学校が指定する病院や施設で行われますが、必ずしも家の近くとは限りません。
電車遅延しようとも実習に遅刻すれば再度実習に行かないし、一人で行くことになります。
遠いと、移動の負担が大きくなるため、学校に実習場所の相談ができるか確認しましょう。



僕は実習先が1時間30分以上かかるところが多かったため、実習中は2泊3日ホテル生活をしてました
オープンキャンパスで直接確認しよう!
通信制の看護学校でも、オープンキャンパスや説明会を開催していることが多いです。実際に参加して、気になる点を質問することで、より具体的な情報を得ることができます。
オープンキャンパスで聞くべき質問例
- スクーリングの頻度と日程
- 実習先の選び方や調整の可否
- 試験の形式(オンライン or 対面)
- レポート作成のルール(PC使用可否か、先生によって作成ルールは違うのか)
- 学校のサポート体制(質問対応、補講など)
- 留年している人、退学している人の割合、人数など
- 国試合格率



特に国試合格率、留年者、退学者の割合は聞いておくのがいいと思います!
まとめ
通信の看護学校を選ぶ際には、通いやすさやサポート体制をしっかり確認することが大切です。特に、国家試験の合格率や実習の負担を軽減できるかどうかは、卒業後のキャリアにも影響します。オープンキャンパスを活用して、自分に合った学校を選びましょう!
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