通信制の看護学校では、実習が大きなハードルの一つになります。限られた時間で多くのことを学ぶ必要があるため、効率的に知識をインプットできる参考書選びが重要です。
今回は、実際に実習で活用し、役立った参考書を3冊紹介します。
① レビューブック
通信制の学生は、座学で学んだ知識を現場で即座に活かさなければなりません。そのため、広く浅く知識を持っているかどうかが、実習での学びの質を大きく左右します。
レビューブックは、国試対策として有名ですが、実習中も非常に役立ちました。
- 主要な疾患やケアについて簡潔にまとまっている
- 実習でわからないことがあったらすぐに確認できる
- 付箋を貼っておけば、調べる時間を短縮できる
実習中に「これなんだっけ?」と思ったとき、パッと開ける一冊として重宝します。
実習でやったことってけっこう覚えることが多く、実習対策にもなり一石二鳥です!
② 病気がみえるシリーズ
通信制の学生は、毎日異なる疾患の患者さんを見る「シャドーイング」 を行うことが多いです。そのため、幅広い疾患や検査について知っておく必要があります。
「病気がみえる」シリーズは、図解が豊富で視覚的に理解しやすい のが特徴。
- 初めて見る疾患や検査の概要をサクッと理解できる
- 解剖や病態生理が詳しく、根拠をもってアセスメントができる
- 実習後の振り返り学習にも最適
実習中に気になった疾患を帰宅後に調べておくと、次の日の学びが格段に深まります。
③ 母性・小児全部ガイド
特に母性の実習 で役立ちました。
母性・小児領域は、他の分野と比べて特殊な知識が多く、慣れるまで時間がかかります。そのため、事前に基礎知識を身につけておくと、実習がスムーズに進みます。
- 妊娠・分娩の流れが詳しく書かれている
- 新生児や小児の成長・発達段階がわかりやすい
- 国試にもつながる知識が満載
母性実習では、患者さんと関わる時間が限られているため、事前に知識を頭に入れておくことで、より実践的な学びを得ることができます。
まとめ
実習で役立つ参考書3選
✅ レビューブック → 広く浅く知識を押さえる
✅ 病気がみえるシリーズ → 疾患・検査をビジュアルで理解
✅ 母性・小児全部ガイド → 母性・小児実習で即戦力
通信制の看護学生は、限られた時間で効率よく学ぶことが求められます。参考書を活用して、実習をスムーズに乗り切りましょう!
実習の体験談や勉強方法についても、今後紹介していきますのでお楽しみに!