通信制の看護学校は、働きながら正看護師を目指せるルートとして人気がありますが、その一方で「留年や退学も多い」と聞いたことがあるかもしれません。
この記事では、実際に通信制の看護学校を卒業した僕の経験をもとに、
- 留年・退学する人の割合と理由
- 僕自身の失敗談(紙上事例で6回落ちた)
- それでも卒業・国試合格できた理由
- 続けるために必要なスキルと心構え
を紹介します。
目次
通信制看護学校での留年・退学率は?
正確な数値は非公開が多いが、体感は1〜2割
学校が公式に発表していることはほとんどありませんが、僕の通っていた学校では、全体の1〜2割ほどが留年または退学していた印象です。
少なくはない数字です。
留年・退学の主な理由とは?
留年の主な原因
- 課題提出が間に合わない
- 再提出のレベルが基準に達していない
- 仕事や家庭との両立に疲れた
とくに「課題が出せない」「何度も再提出になって心が折れた」という声は多かったです。
退学の主な理由
- 体調不良(心身ともに)
- 指導教員からの厳しい指摘
- 仕事や家の事情による継続困難
【体験談】僕は紙上事例6つ落ちました。それでも卒業できた理由
周囲が50ページ書く中、僕は20枚で提出…
通信制看護学校では「紙上事例」という課題があり、僕はなんと6つも落とされました。
周りが50ページ近く丁寧に書く中、僕は20ページほどで提出していたことも原因だったと思います(笑)
でも、絶対に諦めたくなかった。
「2年で卒業、国試合格する」と決めていた
強い思いがあったからこそ、「落ちてもいい、でも絶対にやり切る」と自分を奮い立たせていました。
- 仕事の休憩中も家に帰った後も少しずつ課題を進める
- なにもない休日は10時間はやる
- 再提出は絶対に通すつもりでやる(先生の赤ペン+αくらいで書いて提出する)
小さな積み重ねの繰り返しでした。
通信制看護学校のサポート体制はどうだった?
僕の学校では、電話・メールでの質問対応が可能でした。
ただし注意点もあります。
- 本質的なヒントはもらえない
- 条件の意味を聞いても「最初に提示された条件で書いてください」と返される
つまり、自分で考え、調べ、構成を練る力が求められるということです。
留年・退学を防ぐために必要な4つのこと
① スケジュール管理
- 提出期限を守る
- 逆算して進める
- Notionや手帳で見える化する
② 体調管理・メンタル管理
- 睡眠・食事・休養
- 不安なときはSNSや仲間とつながる(自分はYouTubeのコメントに救われていました)
③ 「完璧を求めすぎない」勇気
- 最初から完璧なレポートは書けなくて当たり前
- 再提出も学びの一部だと考える
④ 諦めない「覚悟」
- 「2年で卒業する」と決めて、自分に言い聞かせ続ける
- 何度でも立ち上がる、失敗しても続ける
まとめ:失敗しても、続ければ卒業できる
僕は紙上事例を6回落としました。
でも「やめない」と決めていたから、2年で卒業し、国家試験にも合格できました。
通信制は簡単ではありません。
けれど、地道にコツコツ続けた人は、必ず前に進めます。
あなたも、どうか「完璧」を目指すより、「諦めない」ことを大切にしてください。
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